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　ホログラフィーの研究を行なってきたなかで、その成果を目に見えるような形でデモンストレーションするため、いろいろなホログラムを作製してきました。作製にあたっては、その成果を最大限に発揮でき、かつ芸術性のある質の高いホログラムにするよう心がけています。少々理屈っぽくなって恐縮ですが、各ホログラムの作製の目的、特徴について紹介します。写真にしてしまうと、３次元像の迫力はなくなってしまい残念なのですが。
　ホログラムは、特に断らない限りリップマンホログラムです。

カラーホログラム

　元の物体と同じ色の３次元像が得られたらすばらしいことです。これは、ホログラフィーの究極の目的の一つです。そのためには、３原色に感光する超高解像力の記録材料とその処理法の開発、また元の色をどこまで再現できるかについての解析など多くの課題があり、そのための研究を行なってきました。以下のホログラムは、このカラーホログラフィーに関する研究の成果をデモするためのものです。 

記録材料として、赤成分のホログラムを銀塩乳剤に、
緑、青成分のホログラムを重クロム酸ゼラチンに記録

        

記録材料として銀塩乳剤を使用

                     

ホログラフィックステレオグラムの手法を使用　　　アクロマチックホログラム

                           　　　            　　 

文化財シリーズ

自然シリーズ

２重露光ホログラム

干渉模様

Ｄｅｅｐ ｉｍａｇｅs

奥行きの深い像の再生

            

パルスレーザーホログラム

コンパクト再生ホログラム、ディスクホログラム